P10

下振れ10%とは何か

下振れ10%、つまりP10は、悪いケースでどれくらい資産が残りそうかを見るための数字です。中央値だけでは分からない不安を確認できます。

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ルナ資産ラボ編集部
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良い時ではなく、悪い時を見る

中心の結果だけでなく、下側の結果を見ると「続けられるか」を判断しやすくなります。

  • P10
  • 中央値
  • P90
同じ条件から生じる複数の見方を整理した概念図です。実際の数値はシミュレーション結果で確認してください。

P10の意味

たくさんのシミュレーション結果を悪い順に並べた時、下から10%あたりの結果をP10と呼びます。かなり悪いケースの目安として使います。

なぜ見るのか

中央値が良くても、P10が大きく下がるなら、悪いケースで不安になりやすい計画かもしれません。長く続けるには、良い時よりも悪い時に耐えられるかが大切です。

P10が不安な時

現金比率を上げる

下落時の安心感を増やします。増え方は控えめになることがあります。

積立額を調整する

家計に無理がない金額へ下げる案も保存します。

期間を長く見る

使う時期を遅らせられるなら、別案として保存して比べます。

チャットで「P10とは?」や「下振れが不安」と聞くと、ノクティア・ルナが結果の読み方を説明します。シミュレーション設定中でも、質問は設定内容に影響しないように扱えます。

P10は「最低保証額」でも「最大損失」でもない

P10は、設定した前提と試行の中で、最終資産がその金額以下になる試行が約10%ある境界です。現実に起こり得る最悪値を示すものではなく、災害、制度変更、売買停止などモデル外の出来事も含みません。中央値と離れているほど結果の幅が大きいと読み、目標を達成できない側で家計が続くかを確認します。

期間、積立、取り崩し、配分、費用を変えるとP10も変わります。候補を比べる時は、同じ運用期間と目標額を使い、税引後の値で比較してください。P10だけを高くするために現金比率を増やすと、長期の中央値が下がる場合もあるため、枯渇確率や必要積立額と合わせて判断します。

結果表を共有する時も、期間、目標、前提条件を金額と一緒に示します。

  1. P10と中央値の差を確認する。
  2. P10の金額でも予定支出を賄えるか確認する。
  3. 前提を一つずつ変え、差の理由を記録する。
P10を確認する 結果画面の読み方 暴落時に見る数字

Primary Sources

制度・数値の確認先

制度や統計は変更されることがあります。公開・利用時点の情報は一次情報で確認してください。

P10はシミュレーション上の目安であり、将来の損失や結果を予測・保証するものではありません。