Retirement

老後資金は年金と不足額から逆算する

老後資金は「いくら貯めるか」だけで考えると大きく見えすぎます。毎月の生活費から年金などの収入を引き、足りない金額を資産から取り崩す前提で考えます。

この記事の執筆・確認情報
執筆・編集
ルナ資産ラボ編集部
制度・数値確認
記事末尾に記載した公式一次情報
最終確認日
情報基準日

記事制作方針に基づき、人間が本文・数値・出典を確認しています。公的機関が監修・推奨したことを示すものではありません。誤りはお問い合わせからお知らせください。

毎月の不足額から見る

生活費、年金、取り崩し額を分けると必要額が見えやすくなります。

  1. 生活費
  2. 年金
  3. 不足
時間の流れを整理した概念図です。実際の時期は入力条件により異なります。

最初に見る数字

入力例

毎月の生活費が300,000円、年金などの収入が220,000円なら、不足額は月80,000円です。この80,000円を毎月取り崩し額として置き、資産がどれくらい持つかを確認します。

見るポイント

枯渇確率

途中で資産が足りなくなるケースの割合です。低いほど安心しやすいです。

P10

悪いケースでどれくらい残りそうかを見る目安です。

現金比率

急な支出や市場下落に備える割合として確認します。

標準案、生活費を少し抑える案、取り崩し開始を遅らせる案を保存して比べると、どの調整が安心につながるか見えやすくなります。

年金額と生活費を同じ時点でそろえる

年金見込額はねんきん定期便等の確認時点、生活費は現在の支出、シミュレーションは将来の年というように、基準時点がずれると不足額を誤解します。受給開始年、税・社会保険料、物価上昇、住居費の変化を確認し、手取りベースで毎月いくら不足するかを置きます。

不足額を作る手順

  1. 本人と配偶者の年金見込額、開始年を分けて確認する。
  2. 退職後も続く固定費と、減る支出・増える支出を整理する。
  3. 医療、介護、住宅修繕など毎月でない費用を一時出金へ置く。
  4. 年金開始前と開始後で、取り崩し額を分けた案を作る。

平均寿命だけで期間を終わらせず、想定より長生きする案も比較します。配偶者の死亡後に年金や生活費がどう変わるか、持ち家の修繕や賃貸更新があるかも家庭ごとに異なります。シミュレーターは公的年金額を自動計算しないため、最新の個人見込額を確認し、不明な場合は低めの収入案を保存してください。確認した年金額には確認日も添えておくと、更新時の取り違えを防げます。

老後不足額で試す 取り崩しの基本 取り崩し口座の順番

Primary Sources

制度・数値の確認先

制度や統計は変更されることがあります。公開・利用時点の情報は一次情報で確認してください。

この内容は教育・学習目的です。年金額、税制、社会保障、生活費、運用成果は将来変わる可能性があります。